布団処分でお悩みの方へ。掛ふとん・敷ふとんをお得に回収してもらう方法

布団処分にかかる費用相場

布団の処分費用は、処分方法や業者、布団の種類や大きさによって異なります。おおよその費用相場は以下の通りです。

処分方法	費用相場
自治体に依頼	500円～2,000円/枚
不用品回収業者に依頼	1,000円～5,000円/枚
リサイクルショップに依頼	無料～数百円/枚（買取の場合）

ただし、これはあくまでも目安であり、業者や状況によって大きく異なる場合があることをご理解ください。たとえば、羽毛布団の場合、素材の価値が高いため、他の種類の布団よりも処分費用が割高になる傾向があります。また、業者によっては、布団の枚数や大きさによって割引が適用される場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。

布団を処分する前に確認すべきこと

• 布団の種類：羽毛布団、羊毛布団、綿布団など、布団の種類によって処分方法が異なる場合があります。たとえば、羽毛布団は、自治体の回収では受け付けてもらえない場合があり、専門の業者に依頼する必要があります。また、羊毛布団は、自治体によっては、燃えるゴミとして処分できる場合がありますが、地域によっては、粗大ゴミとして処分する必要がある場合もあります。
• 布団の状態：汚れや破損がひどい場合は、処分費用が割高になる場合があります。また、状態によっては買取やリサイクルができない場合もあります。たとえば、シミや汚れがひどい布団は、衛生上の観点から、リサイクルショップで買取を断られる可能性があります。また、破れやほつれがひどい布団も、同様に買取やリサイクルが難しい場合があります。布団の状態によっては、クリーニングに出してから処分することを検討しましょう。布団クリーニングの費用は、業者や布団の種類、サイズによって異なりますが、一般的には5,000円～15,000円程度が相場です。クリーニングに出すことで、布団の状態が良くなり、買取価格がアップしたり、リサイクルできる可能性が高まります。また、清潔な状態で保管しておくことで、布団の寿命を延ばす効果も期待できます。
• 処分する時期：自治体や業者によっては、繁忙期には回収が遅れたり、費用が割高になる場合があります。たとえば、引っ越しシーズンである3月～4月は、自治体の粗大ゴミ回収の予約が取りにくくなる傾向があります。また、不用品回収業者も、この時期は依頼が集中するため、通常よりも料金が割高になる場合があります。布団の処分を検討している場合は、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。

布団を処分する方法

布団を処分するには、いくつかの方法があります。自分に合った方法を選び、適切に処分しましょう。

自治体に依頼する方法

メリット

• 費用が安い、もしくは無料の場合がある

デメリット

• 回収日が決まっており、自分の都合に合わせにくい
• 粗大ごみ処理券の購入や貼り付けなどの手間がかかる
• 地域によっては、布団の回収を行っていない場合もある
• マンションによっては、粗大ごみの持ち込み場所が遠かったり、エレベーターに乗らない場合は階段で降ろす必要があるなど、運び出すのが大変な場合がある

処分の手順

自分の住んでいる自治体のホームページなどで、布団が粗大ごみとして回収されているか、またその際の費用や手続きを確認する
スーパーやコンビニなどで、必要な金額分の粗大ごみ処理券を購入する
決められた日に、布団を指定の場所に出す

不用品回収業者に依頼する方法

メリット

• 自宅まで回収に来てくれるため、持ち運びが不要
• 回収日が比較的自由に決められる
• 布団以外の不用品もまとめて処分できる場合が多い
• マンションの場合でも、部屋から運び出してくれるため楽

デメリット

• 自治体に依頼するよりも費用がかかる
• 悪質な業者に依頼してしまうと、高額な料金を請求される可能性もある

2.2.3 業者選びのポイント

• 料金体系が明確であることを確認する
• 口コミや評判などを参考に、信頼できる業者を選ぶ
• 見積もりは複数の業者から取り、比較検討する

不用品回収業者を利用する際の注意点

• 不用品回収業者の中には、無料回収を謳いながら、高額な料金を請求する悪質な業者がいます。不用品回収業者を利用する際は、事前に料金体系や回収品目を確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。具体的には、一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているか、ホームページに事業者の所在地や電話番号が記載されているかなどを確認するようにしましょう。また、作業前に必ず見積もりを取り、不明な点があれば質問するようにしましょう。

リサイクルショップに依頼する方法

メリット

• 状態の良い布団であれば、買取してもらえる可能性がある

デメリット

• すべての布団が買取対象となるわけではない
• 買取金額は、布団の状態や種類によって大きく異なる

買取してもらえる布団

• 比較的新しい布団
• 状態の良い布団（汚れや破損が少ないもの）
• ブランド物の布団
• 羽毛布団など、需要の高い布団

布団をリサイクルショップで買取してもらう際の注意点

• 布団をリサイクルショップで買取してもらう場合、布団の状態によって買取価格が大きく変わる可能性があります。事前に布団の状態をよく確認し、買取価格の目安を調べておきましょう。また、お店によっては、出張買取や宅配買取に対応している場合もあるため、問い合わせてみると良いでしょう。布団の素材やブランドによっては、買取強化キャンペーンなどが行われている場合もあるため、こまめにチェックしてみましょう。

3. 布団処分をお得にお安くする方法

布団の処分にかかる費用を抑えるためのポイントを紹介します。

複数の業者に見積もりを取る

不用品回収業者に布団の処分を依頼する場合、業者によって料金が大きく異なる場合があります。そのため、複数の業者に見積もりを取り、料金を比較することが大切です。相場を把握することで、不当に高い料金を請求されるリスクを減らすことができます。

キャンペーンや割引を利用する

不用品回収業者の中には、定期的にキャンペーンや割引を実施している場合があります。これらのキャンペーンや割引を利用することで、布団の処分費用を抑えることができます。業者のホームページやチラシなどをこまめにチェックしておきましょう。例えば、春の引っ越しシーズンや年末の大掃除シーズンには、多くの不用品回収業者がキャンペーンを実施しています。また、ホームページから予約することで割引が適用される業者も多いです。

まとめて処分する

布団以外にも処分したい不用品がある場合は、まとめて処分を依頼することで、割安になる場合があります。不用品回収業者によっては、トラックの積み放題プランなどお得なプランを用意している場合もあるため、確認してみましょう。例えば、ソファやベッドなどの大型家具とまとめて処分することで、割安になることが多いです。また、不用品回収業者によっては、回収した不用品をリサイクル・リユースしているため、その分料金が安くなる場合があります。

自分で運搬する

不用品回収業者の中には、自分で指定の場所まで布団を運搬することで、料金を安くしてくれる場合があります。体力的に問題がなく、運搬手段がある場合は、検討してみましょう。ただし、運搬中に事故や怪我などをしないよう、注意が必要です。例えば、不用品回収業者の営業所や提携している倉庫などに自分で持ち込むことで、料金が安くなる場合があります。ただし、布団はかさばるため、運搬には十分注意する必要があります。

4. 布団を処分する際の注意点

布団を処分する際には、以下の点に注意しましょう。

料金体系の確認

不用品回収業者に依頼する前に、料金体系をしっかりと確認しましょう。基本料金の他に、作業費や出張費などの追加料金が発生する場合は、事前に説明を受けることが大切です。また、見積もり金額以外に追加料金が発生する可能性があるかどうかも確認しておきましょう。不用品回収業者の中には、追加料金が発生する旨を記載せずに、高額な料金を請求する悪質な業者もいます。トラブルを避けるためにも、事前に料金体系についてしっかりと確認することが大切です。

布団処分をお得にお安くする方法

布団の処分にかかる費用を抑えるには、いくつかの方法があります。ぜひこれらの方法を参考に、賢くお得に布団を処分しましょう。

複数の業者に見積もりを取る

布団の回収費用は業者によって異なります。複数の業者に見積もりを取り、料金を比較することが大切です。相場観を掴んでおくことで、不当に高い料金を請求されるリスクを減らすことができます。見積もりは無料で行っている業者がほとんどなので、気軽に問い合わせてみましょう。

例えば、同じ地域で営業している不用品回収業者A社とB社の場合、シングルサイズの羽毛布団1枚の回収料金が、

• A社：3,000円
• B社：1,500円

と、2倍も異なる場合があります。複数の業者に見積もりを取ることで、より安い業者を見つけることができる可能性が高まります。

5キャンペーンや割引を利用する

不用品回収業者では、定期的にキャンペーンや割引を実施している場合があります。ホームページやチラシをチェックしたり、問い合わせの際に確認したりしてみましょう。例えば、以下のようなキャンペーンや割引があります。

期間限定割引

特定の期間中に限り、回収料金が割引になるサービスです。ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期前後に実施されることが多いようです。割引率は業者によって異なりますが、10％～30％程度が多いようです。

まとめ割

複数の不用品をまとめて依頼すると、割引が適用されるサービスです。布団と一緒にベッドやタンスなどの大型家具を処分する場合に適用されることが多いようです。割引率は業者によって異なりますが、2点以上で10％オフ、3点以上で20％オフなど、点数が増えるほど割引率が高くなることが多いようです。

リピーター割引

過去に利用実績のある顧客に対して、割引が適用されるサービスです。2回目以降の利用時に適用されることが多く、割引率は5％～10％程度が多いようです。

5.2.4 紹介割引

知人からの紹介で利用すると、割引が適用されるサービスです。知人が過去にその業者を利用したことがある場合に適用されることが多く、割引率は5％～10％程度が多いようです。

これらのキャンペーンや割引を組み合わせることで、よりお得に布団を処分できる可能性があります。例えば、期間限定割引とまとめ割を組み合わせることで、通常よりも30％以上安く処分できる場合もあります。

5.3 まとめて処分する

布団以外にも処分したいものがある場合は、まとめて依頼するとお得になる場合があります。多くの不用品回収業者が、トラックの積載量に応じて料金を設定しているため、一度に多くのものを回収してもらう方が、結果的に費用を抑えられます。

例えば、軽トラック1台分の回収料金が15,000円の場合、布団1枚だけだと割高になってしまいますが、タンスや机など他の不用品とまとめて処分することで、1点あたりの処分費用を抑えることができます。不用品回収業者によっては、「冷蔵庫と洗濯機をまとめて処分すると割引」といったように、特定の種類のものをまとめて処分すると割引になるサービスを提供している場合もあります。

5.4 自分で運搬する

不用品回収業者の中には、持ち込みによる割引サービスを提供しているところがあります。自分で布団を指定の場所まで運搬できる場合は、回収費用を抑えることが可能です。ただし、布団はかさばるため、安全に注意して運搬しましょう。

例えば、不用品回収業者に自宅まで回収に来てもらう場合、回収料金が5,000円かかるところ、自分で指定の場所まで布団を運搬すると、3,000円に割引されるといったケースがあります。自分で運搬する場合、布団を運びやすいように圧縮袋を利用したり、運搬中に汚れたり破損したりしないように、しっかりと梱包したりするなどの工夫をしましょう。また、運搬する際は、周囲に人や車などがいないことを確認し、安全に配慮して行いましょう。

5.5 自治体の粗大ごみ回収サービスの活用

自治体の粗大ごみ回収サービスを利用する場合は、有料の粗大ごみ処理券を購入する必要がありますが、不用品回収業者に依頼するよりも費用を抑えられることが多いです。自治体によっては、布団の回収に限り無料としている場合もあるため、お住まいの自治体のホームページなどで確認してみましょう。 参考：総務省｜地方公共団体における行政事務処理の基準について

例えば、東京都世田谷区の場合、粗大ごみ処理券は、

• 布団（シングル）：500円

で購入することができます。不用品回収業者に依頼すると2,000円以上かかる場合もあるため、自治体の粗大ごみ回収サービスを利用する方がお得になることが多いです。ただし、自治体の粗大ごみ回収サービスは、申し込みをしてから回収日まで日数がかかる場合があるため、時間に余裕を持って申し込みましょう。また、回収日時が指定されているため、その時間に自宅で待機している必要がある点にも注意が必要です。

5.6 フリマアプリやオークションサイトの活用

まだ状態の良い布団であれば、フリマアプリやオークションサイトで売却するという方法もあります。自分で出品する手間はかかりますが、処分費用がかからず、収益を得られる可能性もあります。ただし、布団は大型商品のため、送料が高額になる場合があるので注意が必要です。送料込みの価格設定にするか、直接取りに来てもらうなどの工夫を検討しましょう。

例えば、「メルカリ」や「ヤフオク!」などのフリマアプリやオークションサイトでは、中古の布団が多数出品されており、状態にもよりますが、数百円～数千円で取引されています。送料はサイズや重さによって異なりますが、全国一律で2,000円前後かかることが多いようです。布団を売却する際は、商品の状態を詳しく説明し、写真や動画を掲載して、購入者に分かりやすく伝えることが大切です。また、送料や支払い方法などを明確に記載することで、トラブルを避けることができます。

方法	メリット	デメリット
複数の業者に見積もりを取る	最も安い業者を見つけられる可能性が高い	複数の業者に連絡する手間がかかる
キャンペーンや割引を利用する	通常よりも安く処分できる	希望する時期にキャンペーンが実施されているとは限らない
まとめて処分する	1点あたりの処分費用を抑えられる	処分したいものが他にない場合は適用されない
自分で運搬する	回収費用を抑えられる	運搬が大変、車が必要になる場合もある
自治体の粗大ごみ回収サービスの活用	業者に依頼するより安いことが多い	処分できる日まで自宅で保管しておく必要がある
フリマアプリやオークションサイトの活用	収益を得られる可能性がある	売却までに時間がかかる場合がある、送料が高い

布団を処分する際には、費用を抑えるだけでなく、環境への配慮も大切です。不用品回収業者やリサイクルショップを選ぶ際には、適切な処理を行っているかどうかも確認するようにしましょう。また、まだ使用できる状態の布団であれば、寄付という選択肢も検討してみましょう。 参考：環境省_環境再生と循環のページ

布団の処分方法はさまざまです。それぞれの方法のメリット・デメリットを理解した上で、自身にとって最適な方法を選び、賢く布団を処分しましょう。また、布団を長く使い続けるためにも、日頃からこまめなケアを心がけ、清潔な状態を保つようにしましょう。

6. 布団を処分する際の注意点

布団を処分する際には、いくつかの注意点があります。安全に、そしてトラブルなく処分を進めるために、事前に以下の点を確認しておきましょう。

6.1 個人情報の取り扱い

不用品回収業者に布団を処分してもらう場合、個人情報が記載された書類や物品が一緒に混ざっていないか注意が必要です。布団と一緒に捨ててしまった場合、個人情報が悪用されるリスクがあります。処分前に必ず確認し、不安な場合はシュレッダーをかける、個人情報を切り取るなどして対策を取りましょう。

参考：政府広報オンライン｜あなたの知らない間に…こんなことに！ネットトラブルの事例と対策

6.2 料金体系の確認

不用品回収業者に依頼する場合、業者によって料金体系が異なります。基本料金、収集運搬費、処分費など、内訳が明確になっているか確認しましょう。また、追加料金が発生するケースもあるため、事前に見積もりを取り、不明点を解消しておくことが大切です。布団の大きさや枚数、回収場所(一戸建てやマンションの階数、エレベーターの有無)などによって料金が変わる場合もあります。事前に確認しておきましょう。

参考：不用品回収サービスに関するトラブルにご注意ください！ – 消費者庁

6.3 クーリングオフについて

不用品回収業者の中には、悪質な訪問販売を行う業者もいます。契約後にキャンセルを希望する場合、クーリングオフ制度を利用できる場合があります。クーリングオフ期間は、法律で定められた期間内であれば無条件で契約を解除できます。契約書を受け取った日から8日以内であればクーリングオフが可能です。ただし、すべてのケースにクーリングオフ制度が適用されるわけではないため、事前に確認しておきましょう。

参考：国民生活センター｜クーリング・オフ

6.4 不用品回収業者を選ぶ上での注意点

不用品回収業者を選ぶ際には、以下の点に注意して、信頼できる業者を選びましょう。

6.4.1 許可証の有無

不用品回収業を行うには、廃棄物処理法に基づく許可が必要です。無許可業者は違法な処理を行う可能性があり、トラブルに巻き込まれる可能性もあるため、必ず許可を取得している業者を選びましょう。許可証は、業者に提示を求めるか、ホームページで確認できます。ホームページがない、または記載がない場合は注意が必要です。また、提示された許可証の内容が、回収を依頼する廃棄物の種類と一致しているかどうかも確認しましょう。

6.4.2 料金の明確さ

料金体系が明確で、事前に見積もりを提示してくれる業者を選びましょう。追加料金が発生する場合は、どのような場合に発生するのか、事前に確認しておきましょう。例えば、作業員追加料金、階段料金などが発生する場合があります。不明な点は必ず質問し、納得してから契約することが大切です。

6.4.3 口コミや評判

インターネットで口コミや評判を調べることも有効です。ただし、情報源が信頼できるものであるか、客観的な視点で書かれているかを判断することが大切です。極端に評価が良い、または悪い場合は、サクラや競合他社による書き込みの可能性もあるため注意が必要です。複数のサイトで口コミを確認したり、友人の体験談を参考にしたりするのも良いでしょう。

6.4.4 会社の所在地

会社の所在地が明確で、連絡先がしっかりしている業者を選びましょう。トラブル発生時に備え、連絡先が分からなくなるような業者は避けましょう。固定電話の番号が記載されているか、会社の住所が番地まで正確に記載されているかを確認しましょう。

参考：警視庁｜不用品回収のトラブルにご用心！

これらの点に注意して、布団の処分を進めていきましょう。布団の処分方法によって注意すべき点は異なりますので、事前にしっかりと情報収集することが大切です。

7. 布団処分のまとめ

布団の処分方法は、自治体、不用品回収業者、リサイクルショップ、寄付など、さまざまな方法があります。それぞれの方法にはメリット・デメリットがあり、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。費用を抑えたい場合は、自治体の粗大ゴミ回収がおすすめです。ただし、地域によっては回収日が限られていたり、運び出しが大変な場合があります。少しでもお得に処分したい場合は、複数の不用品回収業者に見積もりを取り、料金やサービス内容を比較してみましょう。また、キャンペーンや割引を利用するのも有効な手段です。布団を処分する際は、個人情報の取り扱いや料金体系、クーリングオフについてもしっかりと確認しましょう。